aboutサンユウについて

世の中に求められる高品質な製品を作るため、みんなで助け合い、一丸となっている会社です。

世の中に求められる高品質な製品を作るため、 みんなで助け合い、一丸となっている会社です。

当社は1957年に誕生しました。そもそもは3人の友人が力を合わせて設立した会社で、社名の「サンユウ」は「3人の友人」に由来しています。そのように小さな会社からスタートしたのですが、今では日本製鉄のグループ企業として、また上場企業として安定した経営基盤を誇り、順調に業績を伸ばしています。 現在、就職活動中の皆さんは、入社後に会社や仕事になじめるのかといった不安を抱えていると思いますが、当社は基礎からじっくりと社員を育成しています。一度、説明会に来ていただければわかりますが、とても温かい社風で、みんなで助け合って、世の中に求められる品質の良い製品を作るために一丸となっているような会社ですので、失敗を恐れず、チャレンジしていける前向きな人にぜひ入社してほしいですね。 説明会には気軽に参加して、当社への理解を深めてもらえたら、うれしいです。お会いできるのを楽しみにしています。

<採用担当 和田>  

分かりやすい鉄の基本

鉄とは?

鉄とは?

地球にあふれる不思議な金属

鉄は、私たちの生活に密接に関連する金属です。その存在は私たちの周囲に溢れており、自動車や橋梁、建築物など、日常で目にする数々の構造物を構成する基本素材となっています。また、地球の深部、核にも存在し、地球自体の磁場を生み出すなど、地球の構造や機能にも欠かせない役割を果たしています。その豊富な埋蔵量とリサイクル可能性から、「産業のコメ」とも称され、産業界において永続的に利用されることが見込まれています。

鉄の使われ方

鉄の使われ方

私たちの生活を支える

鉄は、その優れた強度から幅広い分野で活躍する素材として利用されています。製鋼メーカーは鉄に炭素と特定の合金元素を添加して強度を増した「鋼」を製造しています。当社は二次加工メーカーとして、製鋼メーカーから仕入れた鋼を用い、冷間引抜やピーリングなどの加工方法で寸法精度と表面の滑らかさを高めた製品を製造しています。製造業、建築から医療機器まで、求められる精密さと品質を実現できるよう当社は日々技術を磨いています。当社のみがき棒鋼は、鋼の長所を活かしながらも、環境への配慮と未来の産業発展に貢献する製品を目指しています。

技術で生まれる高品質な製品

当社の主要製品である、冷間圧造用鋼線とみがき棒鋼について説明します。

冷間圧造用鋼線

冷間圧造用鋼線

冷間圧造用鋼線は、コイル形状の材料を表面皮膜処理し、金型で所定の寸法に引き抜いて再びコイル形状に巻き取った鋼の線です。主にボルトやネジや自動車部品などの金属部品を作るのに使われます。

みがき棒鋼の加工プロセス

みがき棒鋼

みがき棒鋼とは、表面が研磨されて金属光沢がある美しい棒状の製品です。その美しい光沢のまま自動車や農機具のシャフト類、高い寸法精度を要求される工作部品などに使われます。

冷間引抜

冷間引抜

冷間引抜は、常温で鋼材を細く長くする加工方法です。棒鋼を型(ダイス)の穴に通し引き抜くことで、直径を小さくし、表面をさらに滑らかにします。この技術は表面品質と寸法精度が高い部品を要する分野で欠かせません。

切削

切削

切削(ピーリング)とは、鋼材の表面を削り取って仕上げる加工方法です。棒鋼を回転させながら、切削チップを用いて、表面の不純物やきずを取り除いて所定の寸法に仕上げます。

センタレス

センタレス

センタレスは、支持点を使わずに金属の棒材を研削する方法です。砥石と調節ホイールで、回転させながら外周を削ります。砥石で研削されることにより、冷間引抜や切削以上の精密で美しい表面仕上げや寸法制御が可能となります。

当社の製品が使用されているもの (用途の多様性)

私たちの会社の製造製品は、その優れた性質から様々な分野で活用されていて、自動車産業をはじめ、精密機器や建築資材に至るまで、 幅広い用途で使われております。自動車のエンジンにおけるピストンロッドや、油圧シリンダーにも使用されることがあります。

建築物
建築物
自動車
自動車
家電
家電
産業機械
産業機械

当社の取り組み

当社の取り組み

様々なお客様のご要望に合わせた、
サイズや仕上がりのバリエーションをご提供

私たちの会社では、長い間培ってきた専門知識と設備を活用し、高品質な冷間圧造用鋼線/みがき棒鋼を製造しています。様々なお客様のご要望に合わせた、サイズや仕上がりのバリエーションをご提供することに努めており、信頼される製品作りを目指して、毎日精進しています。

サンユウの歴史

1957
大阪市西区九条に、みがき棒鋼の製造・販売を目的として、三友シャフト工業株式会社を設立。 東大阪市に工場を建設。
1966
枚方市に枚方工場を建設。第一期工事完成。
1969
枚方工場第二期工事完成。東大阪市の工場から機械設備を枚方工場に移設。 本社を枚方市に移転。
1974
枚方市に立体倉庫(現 枚方営業所)を建設。
1988
東大阪市に立体自動倉庫(現 東大阪磨棒鋼センター)を建設。
1990
新日本製鐵株式會社(現 日本製鉄株式会社) 室蘭製鐵所構内に、室蘭工場を建設。
1991
八尾精鋼株式会社と合併し(現 八尾工場・八尾営業所)、株式会社サンユウに商号変更。 主要な取引先に第三者割当増資を実施。
1996
コスト削減と高品質化のため、冷間圧造用鋼線の生産設備を本社工場(現 枚方工場)から八尾工場に移設・統合、 みがき棒鋼の生産を本社工場と室蘭工場に特化。 大阪証券取引所市場第二部に上場。
1998
ステンレス鋼棒に本格参入、本社工場にピーリングマシーンを新設。 八尾事務所を改築。
2000
本社工場のドローベンチ更新。
2001
ISO9001:1994認証取得。
2003
八尾工場の連続抽伸機を最新鋭設備に更新。
2006
ISO14001:2004認証取得。
2008
本社工場にピーリングマシーンを増設。 熊本県菊池市に100%子会社 株式会社サンユウ九州を設立。 新日本製鐵株式會社に第三者割当増資を実施、資本金を1,513百万円へ増資。
2009
室蘭工場を閉鎖。
2011
株式会社サンユウ九州稼動開始。 株式譲受けにより大同磨鋼材工業株式会社を子会社化。
2013
東京証券取引所市場第二部に上場。
2017
株式会社サンユウ九州を吸収合併(現 九州工場、九州営業所)。
2018
三和精密工業株式会社を吸収合併(現 加工部)。 株式譲受けにより大阪ミガキ株式会社を子会社化。
2022
東京証券取引所スタンダード市場に移行。

Recruit募集要項・採用窓口